2018 Fall Meeting

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Oral presentation

III. Fission Energy Engineering » 304-1 Thermal Hydraulics, Energy Conversion, Energy Transfer, Energy Storage

[2I10-17] Phase Change

Thu. Sep 6, 2018 2:45 PM - 4:55 PM Room I (B33 -B Building)

Chair:Michio Murase(INSS)

3:30 PM - 3:45 PM

[2I13] Jet behavior and pressure increasing characteristics of supersonic steam injector

*Yuki Kamata1, Akiko Kaneko1, Yutaka Abe1 (1. Tsukuba Univ.)

Keywords:Steam Injector, Gas-Liquid Two-Phase Flow, Direct Contact Condensation, Nuclear Plant Safety System

蒸気インジェクター(SI)は水と蒸気の直接接触凝縮を駆動力とする噴流ポンプである.無電源で作動することから,原子力発電所における安全システムとしての利用が期待される.しかし,SIの作動メカニズムは未だ明らかにされておらず,これを解明することは実用化に向け必要不可欠である.
本研究の目的はSIの作動特性の予測のためSI内部における流動構造を明らかにすることである.著者らの先報において,ディフューザ部にて気液二相流領域が存在することが観測されているが,その詳しい構造は分かっていない.そのためにSIテスト部をハイスピードカメラでのより詳細な可視化計測を行った.これによりディフューザ部にて流動挙動が急激に変化する現象が確認された.また,この付近において大幅な圧力の上昇が起きていることが確認された.また,画像処理により詳しい流動の挙動を評価した.以上のことからSIの内部流動構造について考察した.