11:35 AM - 11:50 AM
[2J08] Development of the new radiation monitoring system using Quantitative Polymerase Chain Reaction
Keywords:Radiation, DNA Dosimeter, PCR, Bio effects
本研究ではガンマ線および異なるLET(線エネルギー付与)の粒子線について、リアルタイムPCR(Real-Time Polymerase Chain Reaction)を用いたDNA鎖切断収量を指標とした吸収線量の評価法について検討した。リアルタイムPCRは、極めて微量なDNA溶液から特定のDNA断片(数百から数千塩基対)だけを選択的に増幅させ、初期の鋳型DNA量を評価するものである。ポリメラーゼ連鎖反応による増幅率は、サンプルの鋳型DNAの量に比例するため、未損傷の鋳型DNAの量、すなわちDNA損傷量を評価することができると考えられる。