2018 Annual Meeting

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Oral presentation

III. Fission Energy Engineering » 304-1 Thermal Hydraulics, Energy Conversion, Energy Transfer, Energy Storage

[2B10-13] Scrubbing

Tue. Mar 27, 2018 2:45 PM - 3:50 PM Room B (C1-311 -C1 Building)

Chair: Shinichiro Uesawa (JAEA)

3:15 PM - 3:30 PM

[2B12] Aerosol Transfer Behavior in Two Phase Flow during Pool Scrubbing

*Wataru Kikuchi1, Kota Fujiwara1, Yuki Nakamura1, Shimpei Saito1, Tomohisa Yuasa1, Akiko Kaneko1, Yutaka Abe1 (1. University of Tsukuba)

Keywords:Pool scrubbing, Decontamination factor, Aerosol, Visualization Measurement, Wiremeshsensor

原子力発電所の事故進展解析において,プールスクラビングによる除染係数(DF)の評価が重要であり流動モデルや除染モデルの妥当性確認が重要となる.現状のスクラビングに関する研究においてはエアロゾルを含む気液二相流動に関する一般性のある実験データが不足し,モデルの評価や高度化を行うための裏付けが不十分な状態にある.本研究では二相流の流動構造に対するエアロゾルの影響や,噴流中おける粒子の液中への移行挙動を解明することを目的とする.
本報では,プール部にノズルからエアロゾルを含む凝縮性ガス,非凝縮性ガスを噴出し,ノズル出口付近から水面に至るまでの可視化撮影を行い各高さにおける二相流中の気泡径とアスペクト比の観測,加えてワイヤメッシュセンサを用いてボイド率計測と気相速度計測を行った.それらの結果から,エアロゾルの有無,凝縮性ガス,非凝縮性ガスの違いで比較する.また実験から算出したDFと解析モデルで算出されたDFと比較し評価する.