2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-3 ビーム利用・ターゲット

[2I17-22] 原子炉燃料非破壊分析技術の開発

2018年3月27日(火) 16:25 〜 18:00 I会場 (U2棟 U2-214)

座長:豊川 弘之 (産総研)

17:40 〜 17:55

[2I22] 原子炉燃料の健全性評価のための非破壊分析技術の開発

(15)ドップラ効果を用いた温度測定と本研究事業のまとめ

*佐野 忠史1、阿部 尚也1、伊藤 大介1、高橋 佳之1、堀 順一1、李 在洪2、中島 健1、加美山 隆3、持木 幸一4、小池 公5 (1. 京都大学原子炉実験所、2. 京都大学、3. 北海道大学、4. 東京都市大学、5. アールテック(株))

キーワード:パルス中性子源、非破壊分析法、中性子イメージング、ドップラ効果

タンタル金属(Ta)を試料として、試料昇温前後の透過中性子束の共鳴領域のROI比をドップラ効果と定義し、ドップラ効果の測定を行った。その結果、Taの熱膨張による透過中性子束変化の補正を行うことでドップラ効果が測定でき試料の平均温度と関連づけることができた。更に本報告では「原子炉燃料の健全性評価のための非破壊分析技術の開発」(N-DeMAIN)のまとめを報告する。