17:40 〜 17:55
[2I22] 原子炉燃料の健全性評価のための非破壊分析技術の開発
(15)ドップラ効果を用いた温度測定と本研究事業のまとめ
キーワード:パルス中性子源、非破壊分析法、中性子イメージング、ドップラ効果
タンタル金属(Ta)を試料として、試料昇温前後の透過中性子束の共鳴領域のROI比をドップラ効果と定義し、ドップラ効果の測定を行った。その結果、Taの熱膨張による透過中性子束変化の補正を行うことでドップラ効果が測定でき試料の平均温度と関連づけることができた。更に本報告では「原子炉燃料の健全性評価のための非破壊分析技術の開発」(N-DeMAIN)のまとめを報告する。