2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[1D01-04] 環境放射能・環境修復

2019年9月11日(水) 10:00 〜 11:05 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:斎藤 公明(JAEA)

10:00 〜 10:15

[1D01] 1F港湾及び沿岸での海水及び放射性物質の動態シミュレーション技術の進展: モニタリングデータの取り込み

*町田 昌彦1、岩田 亜矢子1、山田 進1 (1. 原子力機構)

キーワード:放射性セシウム、海水挙動、沿岸環境、データ同化

最近、新たな海洋問題(マイクロプラスティック等)解決に向けた研究開発の気運が高まり、世界的レベルで沿岸環境の評価を行う必要性が高まっている。特に日本は海洋国家でもあり、その目的達成に果たす役割についての期待は大きい。一方、1F事故以降、沿岸環境での放射性物質の環境動態が注目され、特にセシウムのインベントリーとその動きについての理解が求められてきた。本発表では、1F港湾内外の沿岸環境について、その理解を進めるため、シミュレーション技術開発の現状を示すと同時に、環境動態を理解する上で最も重要なモニタリングデータをどのように反映させるかについて考察した結果を発表する。