5:40 PM - 5:55 PM
[1G19] Development of Passive Debris Cooling System Phase II
(2)Validation Test of Suppressing Molten Core – Concrete Interaction by ZrO2 Refractory
Keywords:Molten core, Severe accident, Refractory, Interaction
BWRの静的デブリ冷却システムは、圧力容器から流下した溶融炉心を格納容器底部で安定的に保持できる手段を提供する。これにより高温溶融炉心による格納容器バウンダリの破損や、コンクリート浸食による水素発生などを抑制し、シビアアクシデントの事象緩和を行う。溶融炉心-コンクリート相互作用(MCCI)の影響緩和のため、高融点の耐熱材を敷設することは有効である。本講演ではジルコニア耐火材を敷設することにより溶融デブリが落下した場合にも耐火材下のコンクリートの温度は反応温度よりも十分に低く、耐火材の浸食量も小さいことを実証試験により確認した事を報告する。