2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-1 原子炉機器,輸送容器・貯蔵設備の設計と製造

[2O19-20] 原子炉機器、貯蔵設備の設計と保全

2019年9月12日(木) 17:10 〜 17:45 O会場 (共通教育棟 3F A34)

座長:安達 晃栄(東電HD)

17:25 〜 17:40

[2O20] 原子力発電所の長期運転 -安全性向上のための実施事項-

*谷口 敦1、門間 健介1 (1. 東京電力ホールディングス株式会社)

キーワード:安全、長期運転、高経年化

原子力発電は温室効果ガスの低減の観点から、将来の日本においても重要な電源として期待されている。この期待に応えるために、事業者は、今後想定されるプラントの高経年化に対応し、安全性の向上を図っていく必要がある。
昨年改定されたIAEAの長期運転に関するガイド`Ageing Management and Development of a Programme for Long term Operation of Nuclear Power Plants`では、事業者が取り組むべき経年劣化への取り組みが示されている。
この中では、機器に対する高経年化対策のみならず、設備運用を考慮した広い範囲における経年劣化の考慮が含まれており、これらの内容を踏まえた事業者の安全性向上の取り組みについて紹介する。