2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1B09-13] 核種分離・回収技術2

2019年3月20日(水) 14:45 〜 16:05 B会場 (共通教育棟2号館 1F 10番)

座長:千葉 豪(北大)

15:45 〜 16:00

[1B13] 核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化

(2-5)高繰り返し率Ti:Sapphireレーザーの偶奇同位体分離への応用

*富田 英生1,2、Sonnenschein Volker1,2、大橋 雅也1,2、園田 哲2、石山 博恒2、小林 徹3、永田 豊3、藤原 孝成3、緑川 克美3 (1. 名古屋大学大学院工学研究科、2. 理化学研究所仁科加速器研究センター、3. 理化学研究所光量子工学研究センター)

キーワード:レーザー偶奇分離、Ti:Sapphireレーザー、共鳴励起・イオン化、パラジウム(Pd)

高レベル放射性廃棄物中に存在する有用元素の資源化に向けて、放射性同位体107Pdを分離するための2色の波長可変レーザーを用いたレーザー偶奇分離法の開発が進められている。本研究では、繰り返し率10 kHzで動作する波長可変Ti:Sapphireパルスレーザーを用いた偶奇同位体選択的共鳴励起・イオン化により、パラジウムの偶奇同位体分離を確認した。