2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1C01-05] 放射線分解ガス対策技術1

2019年3月20日(水) 10:00 〜 11:20 C会場 (共通教育棟2号館 1F 11番)

座長:吉井 賢資

10:00 〜 10:15

[1C01] 廃棄物長期保管容器内に発生する可燃性ガスの濃度低減技術に関する研究開発

(7) モノリス型再結合触媒の設計と容器内自然対流の計測

*喜多 知輝1、大野 瞳1、竹中 啓恭1、田中 裕久1、谷口 昌司2、松村 大樹3、西畑 保雄3、日野 竜太郎3、Reinecke Ernst-A4、高瀬 和之5 (1. 関西学院大、2. ダイハツ、3. 原子力機構、4. Jülich、5. 長岡技大)

キーワード:触媒、モノリス型触媒、水素、水素再結合触媒、セル密度、自然対流速度

水素酸素再結合反応実験により、放射性廃棄物長期保管容器で使用するPARの設計に資する幾何学的パラメータを明確にすることを目的としている。JÜLICHのREKO4反応装置(内容積5.3 m3)を使用して、モノリス型インテリジェント自動車触媒の幾何学的特性(セル密度、厚み)やチムニー高さが、水素処理量や自然対流速度に与える効果を計測した結果を報告する。本研究は、「文部科学省英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」により実施された「廃棄物長期保管容器内に発生する可燃性ガスの濃度低減技術に関する研究開発」の成果である。