2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1C06-08] 放射線分解ガス対策技術2及び放射線利用

2019年3月20日(水) 11:20 〜 12:10 C会場 (共通教育棟2号館 1F 11番)

座長:松村 大樹(JAEA)

11:35 〜 11:50

[1C07] 高線量廃棄物の固化に関する研究

ジオポリマーの混練粘度制御に関する検討

*湯原 勝1、山下 雄生1、松山 加苗1 (1. 東芝エネルギーシステムズ株式会社)

キーワード:高線量廃棄物、固化、ジオポリマー、粘度

原子力発電所で発生する炉内構造物等の高線量廃棄物は、セメントで充填固化すると水の放射線分解による容器内の水素ガス濃度の上昇が懸念される。最終硬化物に水を含まないジオポリマーの使用により、水素ガス濃度上昇リスクの低減が期待できるが、材料混練時の粘度制御が難しく、充填固化へ適用が困難である。そこでジオポリマー原料配合と粘度の関係、添加剤による硬化遅延効果について検討し、混練粘度の制御方法を開発した。