5:00 PM - 5:15 PM
[1C18] Technical options of radioactive waste management for the second half of the 21st Century, in consideration of Pu utilization and less environmentally impacted geological disposal
(10) Study on effect of occupied area reduction by horizontal emplacement of waste package
Keywords:Radioactive waste management, Nuclear fuel cycle, Reprocessing, Vitrification, Geological disposal
環境負荷低減型地層処分の1つの目標として地層処分場面積の小型化が挙げられる。2018年春の原子力学会では核燃料サイクルの諸条件が如何にガラス固化体の発熱特性と発生本数に影響するのかを比較検討し、竪置き方式におけるCs・Sr分離および高含有ガラス固化体処分の廃棄体専有面積削減効果を提示した。本報告では昨年の結果を踏まえ、地層処分場における廃棄体横置き方式を導入した際の廃棄体専有面積削減に対する有効性について、①使用済燃料冷却期間、②Cs・Sr分離、③ガラス固化体中廃棄物含有率、④ガラス固化体中間貯蔵期間の観点から新たに導入した評価指標 を用いて検討を行った。その結果、①、②、③、④の条件の組み合わせによっては処分後のガラス固化体の発熱量を長期的に低減させ、ガラス固化体中の廃棄物含有率を高充填化しなかったとしても、高充填化と同程度の廃棄体専有面積削減効果を得られることが示唆された。