2019年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-3 ビーム利用・ターゲット

[1G01-05] ビーム応用

2019年3月20日(水) 10:00 〜 11:25 G会場 (共通教育棟2号館 2F 26番)

座長:菅 晃一(阪大)

10:15 〜 10:30

[1G02] ハロメタン中の放射線化学反応の再検討

*神戸 正雄1、近藤 孝文1、荒木 一希1、菅 晃一1、楊 金峰1、吉田 陽一1 (1. 大阪大学産業科学研究所)

キーワード:反応過程、パルスラジオリシス、ハロメタン、過渡吸収スペクトル、時間分解分光

ハロメタンは放射線化学において、カチオンを観測するのに適した溶媒として広く用いられてきた。すでに確立されたはずであった反応過程が、最近、その過渡吸収スペクトルの帰属があらためらた。改められた過渡種を考慮した上で、反応スキームとそのダイナミクスはどうなるかを再検討した。