2019年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-4 放射光,レーザー

[1G12-14] 放射光・レーザー・ガンマ線

2019年3月20日(水) 15:55 〜 16:45 G会場 (共通教育棟2号館 2F 26番)

座長:楊 金峰(阪大)

16:25 〜 16:40

[1G14] 溶融塩電気化学法を用いた汚染土壌からのセシウム除去と放射光XAFS分析による電解還元効果の解明

*本田 充紀1、後藤 琢也2、坂中 佳秀2、矢板 毅1、鈴木 伸一1 (1. 原子力機構、2. 同志社大理工)

キーワード:放射光XAFS、溶融塩電気化学、福島風化黒雲母

我々は放射能汚染土壌の減容及び再生利用実現へ向け、汚染土壌からエネルギー材料を創製する技術開発を目的とし、溶融塩電気化学法による土壌主成分であるFeの電解還元処理を実施した。その結果、Feを電解還元することにより3価/2価の混合から2価への構造変化を放射光XAFSにより明らかにし、生成鉱物の選択性向上へ向けた知見を得た。