2019年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1H01-04] 放射線計測1

2019年3月20日(水) 10:00 〜 11:10 H会場 (共通教育棟2号館 2F 27番)

座長:高橋 史明(JAEA)

10:30 〜 10:45

[1H03] ウラン汚染がれき酸溶出液の全反射蛍光X線分析

(1) 可搬型装置によるスクリーニング

*伊豆本 幸恵1、松山 嗣史1,2、石井 康太1,2、高村 晃大1,2、永井 宏樹3、酒井 康弘2、吉井 裕1 (1. 量研・放医研、2. 東邦大学・理、3. アワーズテック株式会社)

キーワード:ウラン、ルビジウム、全反射蛍光X線分析、スクリーニング

東電福島第一原発の廃炉過程ではウランに汚染された可能性のあるがれきが発見される可能性がある。全反射蛍光X線分析法でそのスクリーニングを行うための手法の開発を行った。土壌粉砕物とコンクリート粉砕物を混合した模擬がれきにウラン含有標準液を滴下し、乾燥させて作製した模擬ウラン汚染がれきの酸溶出液を可搬型全反射蛍光X線分析装置で分析した。共存元素の影響を避けるため、U Lβ線での分析を行うこととし、その解析方法を検討した。