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[1H08] 原子力事故環境データを用いた大気拡散モデルの性能評価
(1)首都圏でのプルーム2の再現性
キーワード:モデル間相互比較、大気拡散、セシウム137
2011年3月15日午前に首都圏に到達したプルーム2を対象として、大気環境中の浮遊粒子状物質(SPM)の濃度データを参考値として、比較試験参加の12個の大気拡散モデルの濃度再現性を評価した。このプルームは降水の影響がなく、モデルによる再現性は良好であった。本研究ではプルームを横断する方向での濃度分布を実測と比較する評価指標において、プルーム幅が大きいモデルの評価結果が良い傾向を示した。