2019年春の年会

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一般セッション

VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1H13-16] 環境安全評価2

2019年3月20日(水) 16:10 〜 17:15 H会場 (共通教育棟2号館 2F 27番)

座長:山澤 弘実(名大)

16:25 〜 16:40

[1H14] 福島県におけるモニタリングポストの測定結果の時間的統合

*関 暁之1、村上 治子2、斎藤 公明1、武宮 博1 (1. 日本原子力研究開発機構、2. ローレンス・バークレー国立研究所)

キーワード:モニタリングポスト、空間線量率、階層ベイズモデル、時間的統合

原子力規制庁が設置しているモニタリングポストでは、時間的に頻度の高い空間線量率測定を行っており、福島第一原発事故から7年が経過したことで、大量のデータが蓄積されている。それら複数のモニタリングポストの結果を時間的に統合することで、モニタリングポストの最適化を支援するデータを抽出する。具体的には、モニタリングポストによる空間線量率結果の組に対し、階層ベイズモデルを用いて時間的統合を行うことで、一方のモニタリングポストの空間線量率結果の予測を実施した。多くのモニタリングポストの組において、統計的に最も信頼がおける空間線量率結果が得られたとともに、その信頼区間も得られた。