[1I01-07] シビアアクシデント

[1I06] シビアアクシデント時の炉心燃料損傷に関する研究

（1）SFD1-4試験と解析条件

*西田 浩二¹、鳥毛 俊秀¹、佐野 直樹¹、楠木 貴世志¹、村瀬 道雄¹ (1. 原子力安全システム研究所)

キーワード：シビアアクシデント、燃料損傷、燃料再配置、空隙率

シビアアクシデント時の炉心冷却に影響する燃料損傷、再配置及び空隙率を解明することが、炉心損傷の拡大防止を検討する上で重要である。本報告ではSevere Fuel Damage試験1-4(SFD 1-4)での燃料損傷、再配置及び空隙率の時間変化を評価するため、燃料被覆管温度を再現できるMAAP5解析条件について検討した。温度解析では断熱材初期の温度が実測値と一致する様に、燃料体から周囲への熱抵抗を適正化した。燃料被覆管の温度等の時間変化の実測値をMAAP解析で比較的良く予測できることを確認した。