2019年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-3 研究炉,中性子応用

[1J09-09] 研究炉特性

2019年3月20日(水) 15:35 〜 15:50 J会場 (共通教育棟2号館 3F 32番)

座長:山中 正朗(京大)

15:35 〜 15:50

[1J09] 原子炉内中性子による放射化量導出における試料位置の影響評価

*高山 直毅1、原田 秀郎1、米田 政夫1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:JRR-3、放射化実験、中性子束、熱中性子、熱外中性子、モンテカルロ計算

原子炉内中性子による放射化量を高精度に決定するための基礎研究として、JRR-3のHR-1照射孔における中性子束の照射位置依存性を、MVP-3を用いて計算した。計算結果に基づき、照射試料と中性子束をモニターするための金属箔との位置のずれが、放射化量導出に与える影響を評価した。この結果、熱外中性子成分について有意な効果が確認された。放射化量評価や中性子断面積導出に与える影響について議論する。