2019年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[1K04-07] 高速炉1

2019年3月20日(水) 10:50 〜 12:00 K会場 (共通教育棟2号館 3F 33番)

座長:相澤 直人(東北大)

11:05 〜 11:20

[1K05] 再臨界防止固有安全高速炉の炉心形状に関する研究(その2)

下部軸ブランケット領域での中性子吸収材の効果

*千歳 敬子1、持丸 貴則1、高木 直行1 (1. 東京都市大学)

キーワード:高速炉、再臨界、炉心形状、炉心崩壊事故、中性子吸収材

炉心形状の工夫により、炉心崩壊時に負の反応度が挿入される、固有安全性を備えたNa冷却高速炉心を検討した。前報では、溶融炉心プールの堆積面積を広げる形状工夫とその効果を紹介した。今回は、内側炉心下部軸ブランケット領域へ中性子吸収材を配置する工夫により、部分溶融時のプール形成時にも、十分な負のコンパクション反応度が得られる見通しを得た。