2019年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[1K08-11] 高速炉2

2019年3月20日(水) 14:45 〜 15:50 K会場 (共通教育棟2号館 3F 33番)

座長:横山 賢治(JAEA)

14:45 〜 15:00

[1K08] 核燃料自給型高速炉の開発

(1)核燃料自給の方法

*内藤 俶孝1、畦倉 和雄1 (1. 株式会社ナイス)

キーワード:核燃料自給型炉、鉛冷却炉、プルトニウム燃料

Pu富化度10%程度のPu-U金属燃料を装荷した炉心を鉛で冷却する。炉心の中性子エネルギースペクトルは硬く,U燃料は中性子を吸収してPu に核変換し、熱とエネルギーを発生する。また、その際放出された中性子はUにて吸収されPuに変換される。この核分裂により減少したPuと中性子を吸収して増加したPu がほぼ一定値になれば、Puは燃焼と共にほとんど減少しない。