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[1K14] LLFP核変換用高速炉心・集合体の設計研究
(2)隣接燃料棒出力ピーク抑制のためのLLFP集合体設計
キーワード:核変換、高速炉、長寿命核分裂生成物、LLFP集合体
高速中性子は減速材を含むLLFP集合体内で減速され熱中性子となり、隣接する燃料棒に出力ピークを生じる。燃料棒出力の上昇は炉心の運転余裕の減少につながるため、出力ピークを抑制する必要があり、その手法について検討した。試みとして、ラッパー管にガドリニアを添加するか、またはLLFP集合体内の外側二層の減速材をYH2からYD2に変更したところ、出力ピークを低下させることができ、出力ピーク抑制の見通しを得た。出力ピーク抑制法として、ガドリニアの濃度と燃焼効果、およびYH2とYD2減速材の配置、LLFP棒の太さなどLLFP集合体内非均質効果と核変換率を考慮の上LLFP集合体の最適化検討を行い、結果を報告する。