2019年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[1L08-13] 各種PRA手法

2019年3月20日(水) 14:45 〜 16:25 L会場 (共通教育棟2号館 3F 36番)

座長:張 承賢(東大)

15:30 〜 15:45

[1L11] 地震PRAにおける耐震多様性の評価

*大鳥 靖樹1、牟田 仁1、中島 正人3、田村 伊知郎2、蔵増 真志2、酒井 俊朗3 (1. 東京都市大学、2. 中国電力、3. 電力中央研究所)

キーワード:地震PRA、多様性、周期関相関

原子力の安全設計では、機器・設備等の多様性により信頼性を確保することが重要であると言われている。多様性の評価に関しては、定性的にはシステムの評価することができるものの、定量的に評価することは難しいため、機器・設備等に多様性を持たせて設計をすることの効果が把握しきれていないのが現状である。地震に対する多様性に関しては、機器・設備等の動特性によりある程度定量的に評価できる可能性がある。
 本稿では、地震に対する機器・設備等の多様性の効果を定量評価するために、応答スペクトルの周期特性と周期関相関に着目して検討を行ったので報告する。