2019年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[1O13-17] 核融合炉材料(特性評価)

2019年3月20日(水) 16:05 〜 17:25 O会場 (共通教育棟2号館 4F 46番)

座長:野上 修平(東北大)

16:05 〜 16:20

[1O13] 純タングステンの機械的特性に対する製作条件の影響

*兪 周炫1、谷川 博康1 (1. 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:タングステン、機械的特性、ダイバータ

核融合炉内環境において最も厳しい熱負荷にさらされるダイバータではプラズマ対向材料として金属材料中で最も融点が高く、優れた熱伝導率を持つタングステンが検討されている。しかし過去に報告されている純タングステンの強度特性データは大きなバラツキを示す傾向にあるため、原型炉設計検討において基準材料特性データとして利用するには信頼性に欠ける。本発表では純タングステンの強度特性のバラツキの原因を明らかにすることを目的として、製作条件の異なる3種類の純タングステン板を対象として、代表的な強度特性の評価結果を組成および組織解析結果と併せて報告する。