2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2B10-14] 汚染水及び汚染土壌処理技術

2019年3月21日(木) 14:45 〜 16:10 B会場 (共通教育棟2号館 1F 10番)

座長:岡本 芳浩(JAEA)

15:15 〜 15:30

[2B12] 放射性核種の長期安定化を指向した使用済みゼオライト焼結固化技術の開発 (1)

研究の全体概要

*新井 剛1、渡辺 藍己1、加藤 史大1、毛利 雅裕1、薄井 茜2、大西 貴士2、田中 康介2、松倉 実3、三村 均3 (1. 芝浦工業大学、2. 日本原子力研究開発機構、3. ユニオン昭和株式会社)

キーワード:焼結固化、使用済みゼオライト、ポルサイト、汚染水処理、福島第一原子力発電所

本研究では、福島第一原子力発電所の汚染水処理で使用されたCs等の放射性核種を吸着した使用済みゼオライトの安定固化法の開発を目的とする。特にCsを吸着した使用済みゼオライトの無加圧・無圧縮による焼結固化法を開発し、本法による固化体の減容性について検討する。また、放射性物質が焼結固化体に及ぼす影響を明らかにすると共にプロセスの概念設計に資する。本会では、本技術開発の全体概要と基礎的試験結果について報告する。