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[2D16] ウラン選択性沈殿剤を用いたトリウム燃料簡易再処理技術基盤研究
(5) エカトリアル面シス型の硝酸ウラニル配位高分子の合成と同定
キーワード:再処理、錯体化学、硝酸ウラニル、配位高分子、構造異性
再処理工学などで用いられている硝酸ウラニル錯体の構造学的研究は重要である。本研究では、報告例の少ないエカトリアル面シス型の硝酸ウラニル錯体の合成を目指し、架橋ピロリドン誘導体を用いて錯体合成を行った。X線結晶構造解析の結果から、o-xylyleneを架橋部位に持つピロリドン誘導体において、シス型の硝酸ウラニル配位高分子を形成することに成功した。