2019年春の年会

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合同セッション » 合同セッション1(「シビアアクシデント時の核分裂生成物挙動」研究専門委員会、核燃料部会、水化学部会)

[2D_PL] 核分裂生成物と燃料デブリの比較 ―廃炉作業時の影響比較の観点より

2019年3月21日(木) 13:00 〜 14:30 D会場 (共通教育棟2号館 1F 12番)

座長:高木 純一(東芝ESS)

[2D_PL02] 核分裂生成物の基礎特性と事故時のふるまい

*宮原 直哉1 (1. JAEA)

福島第一原子力発電所の廃炉作業は、まずは、燃料デブリ(デブリ)の存在箇所を同定し、これらを安全かつ確実に取り出して、最終的に安全に保管することで終結する。約40年にわたるデブリ取り出し作業では、環境への放射性物質の飛散を最小限に抑え、同時に従事する作業者の放射線被ばくを最小に抑制することが必須である。廃炉作業を進めてゆくうえで障害となるのが、セシウムをはじめとする放射性の核分裂生成物(FP)である。本セッションでは、デブリとFPの特性を紹介し、両者の廃炉作業時に予想される挙動の差異を示して、放射性物質の飛散、被ばく抑制に資することを目指す。