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[2E04] エネルギー範囲0.1~450GeV陽子照射による材料の非熱的な欠陥再結合補正を考慮したDPA断面積計算
キーワード:dpa断面積、陽子、PHITS
粒子・重イオン輸送計算コードPHITSに、Nordlundらにより2018年に提案された分子動力学計算により得られた非熱的な欠陥の再結合補正を考慮した原子あたりのはじき出し数(arc-dpa)を導出するモデルを組み込んだ。その結果、100MeV以上の陽子照射によるCu及びWのarc-dpa断面積は従来のモデル(NRT-dpa)による結果と比べて約3倍小さく、実験値に近いことがわかった。本発表では広いエネルギー範囲(0.1 - 450 GeV)の陽子照射に対する様々な材料のarc-dpa及びNRT-dpa断面積の計算値の比較・検討を行う。