2019年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2E10-16] ImPACT 1 (実験的研究)

2019年3月21日(木) 14:45 〜 16:35 E会場 (共通教育棟2号館 2F 22番)

座長:明午 伸一郎(JAEA)

16:00 〜 16:15

[2E15] 核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化

(4-6) 長寿命核分裂生成核種Cs-135の中性子捕獲反応断面積測定

*中村 詔司1、木村 敦1、Brian HALSE1、岩本 修1、芝原 雄司2、上原 章寛3、藤井 俊行4 (1. 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、2. 京都大学、3. 量子科学研究開発機構、4. 大阪大学)

キーワード:革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)、核変換、長寿命核分裂生成核種、セシウム135、中性子捕獲断面積、大強度陽子加速器施設(J-PARC)、中性子核反応測定装置 (ANNRI)

核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減化・資源化を目指した革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)において、長寿命核分裂生成核種Cs-135の中性子捕獲断面積測定研究をJ-PARCと京都大学複合原子力科学研究所にて進めてきた。本発表においては、J-PARC MLFのANNRIを用いたCs-135のエネルギー依存の中性子捕獲断面積測定とともに、京大原子炉(KUR)を用いたCs-135の熱中性子捕獲断面積と共鳴積分の測定について報告する。