2019年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2E17-21] ImPACT 2 (ライブラリ、シミュレーション、核構造)

2019年3月21日(木) 16:35 〜 17:55 E会場 (共通教育棟2号館 2F 22番)

座長:小浦 寛之(JAEA)

17:35 〜 17:50

[2E21] 核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化

(5-5) 密度汎関数計算による核構造データ

*中務 孝1,2、江幡 修一郎3、鷲山 広平4 (1. 筑波大 計科セ、2. 理化学研究所 仁科セ、3. 東工大 環境・社会理工学院、4. 九大理)

キーワード:計算核データ、密度汎関数理論

原子核密度汎関数計算を用いて、核構造データを構築した。原子核の半径、変形、化学ポテンシャル(分離エネルギー)、対ギャップ・エネルギー、核子密度分布などをデータ、またはグラフとしてダウンロードできるように整備した。また、これらのデータや図を表示するウェブサイト InPACS (Interactive Plot of Atomic nuclei and Computed Shapes) を公開し、「さわれる核図表」としてインタラクティブに原子核の形状などを表示し、必要なデータを取得できるようにした。アウトリーチ活動の一環として、原子核物理および核変換に関する一般向けの解説も公開した。