2019年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2H01-04] 環境放射能1

2019年3月21日(木) 09:45 〜 10:55 H会場 (共通教育棟2号館 2F 27番)

座長:吉田 浩子(東北大)

10:15 〜 10:30

[2H03] 福島県の河川を流れる放射性Csの観測結果について

(2)懸濁物質の特性との関係

*新井 宏受1、吉田 博文1、谷口 圭輔1、倉元 隆之1,2、藤田 一輝1、竹内 幸生1 (1. 福島県環境創造センター、2. 東海大学)

キーワード:懸濁物質、放射性セシウム、河川

河川水中のSSは放射性Csの輸送媒体として機能し、その流下に伴う放射性Cs運搬量は溶存態としての運搬量を遙かに凌ぎ、特に洪水等のイベント時に大量に輸送される。本発表では、平水時及び増水時の懸濁態Cs-137濃度の違いを生み出す要因について、SS中の有機物特性(全炭素・全窒素・安定炭素同位体比)から考察する。