2019年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2H09-14] 水晶体被ばく

2019年3月21日(木) 14:45 〜 16:25 H会場 (共通教育棟2号館 2F 27番)

座長:真辺 健太郎(JAEA)

14:45 〜 15:00

[2H09] PHITSを用いたSr-90/Y-90作業場における水晶体の等価線量評価に関する基礎的研究:全面マスクの影響

*山頭 匡治1、辻村 憲雄2、星 勝也2、古田 琢哉2、岩元 洋介2、佐藤 達彦2、横山 須美1 (1. 藤田医科大学、2. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:水晶体、線量評価、全面マスク、Sr-90/Y-90

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業等においては内部被ばく防護のために全面マスクを着用する。Sr-90/Y-90等の高エネルギーβ線放射性核種取扱時の作業者の眼の水晶体の等価線量評価を行なう上では、全面マスクの遮蔽効果を考慮する必要がある。また、全面マスク内のどこに線量計を着用するかで評価結果が異なる可能性も考えられる。そこでモンテカルロシミュレーションコードPHITSを用いて、Sr-90/Y-90のβ線による作業者の水晶体の等価線量評価を行うための手法の検討を行なう。