2019年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2H09-14] 水晶体被ばく

2019年3月21日(木) 14:45 〜 16:25 H会場 (共通教育棟2号館 2F 27番)

座長:真辺 健太郎(JAEA)

15:45 〜 16:00

[2H13] 線量評価に用いるサイズおよび形状の変更が可能な数値眼球モデルの開発

*古田 琢哉1、Daniel El Basha2、Siva S. R. Iyer2、Camilo M. Correa Alfonso2、Wesley E. Bolch2 (1. 日本原子力研究開発機構、2. フロリダ大学)

キーワード:線量評価、眼球モデル、数値ファントム、モンテカルロ、PHITS

眼の水晶体に対する年間線量限度の推奨値の引き下げが2012年に国際放射線防護委員会より発表されて以降、眼球への線量評価への関心が高まり、その取り組みが進められている。その中で、数値眼球モデルをモンテカルロ放射線輸送計算コードと組み合わせて線量評価を行う研究が行われてきた。しかしながら、人の眼球には多様性がある一方で、ほぼ全ての研究では標準的な一つの眼球モデルが採用されてきた。そこで、本研究では大きさおよび変形が可能な数値眼球モデルを新たに開発し、これを用いて標準的照射場における眼球の大きさや形状の違いによる眼球内組織毎の吸収線量の変化を解析した。