2019年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2J06-09] 不確かさ評価

2019年3月21日(木) 10:55 〜 12:00 J会場 (共通教育棟2号館 3F 32番)

座長:千葉 豪(北大)

10:55 〜 11:10

[2J06] 拡張炉定数調整法の定式の一般化

*横山 賢治1、北田 孝典2 (1. 原子力機構、2. 大阪大学)

キーワード:炉定数調整法、最小分散不偏線形推定、ベイズの定理、正規分布、核データ、不確かさ

最小分散不偏線形推定に基づいて拡張炉定数調整法の定式化を行った。拡張炉定数調整法は本来、調整後の炉定数セットとして無数の解を持つため、この無数の解を陽に扱い、より一般的な方法で定式化した。なお、本件は、基本的には、J. Nucl. Sci. Technol.に発表済みの論文「Generalized formulation of extended cross-section adjustment method based on minimum variance unbiased linear estimation」(https://doi.org/10.1080/00223131.2018.1531078)のエッセンスを紹介し、議論するための発表であるが、過去に提案した手法との関係についてレビューを行う。