2019年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-1 計算科学技術

[2K11-14] 流体・構造解析

2019年3月21日(木) 16:10 〜 17:15 K会場 (共通教育棟2号館 3F 33番)

座長:張 承賢(東大)

16:10 〜 16:25

[2K11] ナトリウム冷却高速炉の熱流動解析評価手法整備におけるV&V実施手順の具体化

(2)基本妥当性確認解析におけるモデル不確かさの定量評価

*田中 正暁1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:検証と妥当性確認、GCI法、AVM法、不確かさ評価、熱流動解析

本報では、これまでに提案した数値解析によるナトリウム冷却高速炉の実機予測評価のためのV&V実施枠組み(V2UP)における不確かさ評価手法の具体化検討の一環として、高サイクル熱疲労評価を目的とした数値解析手法整備の妥当性確認として実施したT字合流部流体混合試験解析を例題に、前報で提案した最小二乗法によるGCI法(SLS-GCI)と、試験結果と解析結果との差を定量化するArea Validation Metrics法を適用して、解析結果のモデル不確かさを定量化し、それら手法の有用性を確認した。