2019年春の年会

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[2K_PL] 自然現象に立ち向かう計算科学技術の最前線

2019年3月21日(木) 13:00 〜 14:30 K会場 (共通教育棟2号館 3F 33番)

座長:伊藤 啓(京大)

[2K_PL02] 竜巻飛来物の衝突による原子力施設防護対策評価手法

*白井 孝治1 (1. 電中研)

⾃然現象の予測や⾃然ハザードに対するリスク評価にあっては、現象の時空間
スケールの⼤きさから⼀般に試験が困難であり、数値シミュレーションが⽤い
られている。しかしながら、事象の発⽣、進展、荷重、応答、強度、影響の予測
のそれぞれに不確定因⼦が多く、また、異なる物理現象の組み合わせからなり、
⾼精度な評価は未だ容易でない。本企画セッションでは、地震、⻯巻、⼤気拡散
を例として、HPC の活⽤や荷重-強度の⼀貫評価、計算と観測・実験の融合によ
る予測の⾼精度化・⾼信頼化について講演を⾏い、⾃然現象およびそれに起因す
るリスクの評価における最先端のアプローチや将来展望などに関して議論する。