2019年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-2 原子炉の運転管理と点検保守

[2L01-03] 原子力プラントの検査技術の向上

2019年3月21日(木) 10:15 〜 11:05 L会場 (共通教育棟2号館 3F 36番)

座長:松原 慎一郎(MHI)

10:45 〜 11:00

[2L03] AEセンサを用いたダクト診断手法の開発

*藤吉 宏彰1、小川 良太1、礒部 仁博1 (1. 原子燃料工業)

キーワード:非破壊検査、AE、ダクト

プラントに設置されているダクトの健全性確認は開放点検、巡視による目視点検、UTによる厚さ測定に等より確認されているが、開放点検では開口部が無い部位、目視点検ではダクト内面や裏側、高所等目視できない部位が存在する。UTではダクト全長の検査をする場合、多大な労力を要する。そのため、ダクトの腐食減肉やリーク等が無い健全な状態を簡便に評価するシステム開発を目的として、AE(Acoustic Emission)センサを用いた打音検査とAEセンサを用いた音響計測を併用するポータブル診断手法を検討した。本報では、ダクト内面からの腐食減肉、ダクトのリーク、ダクト内面のライニング剥離についての検出性を評価した結果について報告する。