2019年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2L12-14] 評価手法の開発

2019年3月21日(木) 16:10 〜 17:00 L会場 (共通教育棟2号館 3F 36番)

座長:村上 健太(長岡技科大)

16:10 〜 16:25

[2L12] 火災伝播及び影響評価手法の高度化

(5) FDSを用いたケーブルトレイ火災解析モデルの検討

*加藤 敬輝1、笠原 文雄1、椛島 一1 (1. 原子力規制庁)

キーワード:原子力施設、火災防護、火災影響評価、FDS

原子力施設における主な可燃物として、電気ケーブルが挙げられ、多くの電気ケーブルは鋼製、ステンレス製等の不燃性のトレイに敷設されているが、その多段のトレイ間の火炎伝播挙動を模擬するモデルは十分なレベルに達していない。原子力規制庁技術基盤グループでは、火災PRA手法の整備を行っており、その一環として、以上のようなケーブルトレイ火災の物理現象及び影響評価手法を整備している。本報告では、火災影響評価コード(FDS)を用いて、トレイに敷設されたケーブル束を矩形の物体及び多孔性の粒子の2種類のモデルにて模擬し、解析を実施した結果を報告する。