2019年春の年会

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一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2O05-08] ブランケット材料

2019年3月21日(木) 10:50 〜 12:00 O会場 (共通教育棟2号館 4F 46番)

座長:大矢 恭久(静岡大)

10:50 〜 11:05

[2O05] 高密度Li2ZrO3試料の表面近傍領域におけるCO2吸収特性

*山本 真旭1、武田 翼1、秋田 佑馬2、谷池 晃1、古山 雄一1 (1. 神戸大学大学院海事科学研究科、2. 神戸大学海事科学部)

キーワード:ブランケット候補材料、Li2ZrO3、CO2吸収特性、NRBS、XRD

固体ブランケット候補材料として有力視されているLi2ZrO3は、室温で大気中のCO2を吸収し材料表面にLi2CO3を形成する。このことにより、材料強度、熱耐性、トリチウム放出特性が低下する恐れがあるため、Li2ZrO3のCO2吸収特性を調べることは重要である。本研究では試料の密度に着目し、低、中、高密度のLi2ZrO3試料のCO2吸収特性について調べた。種々の雰囲気(大気、乾燥CO2ガス、湿潤空気)に試料を曝露し、分析には非ラザフォード後方散乱分光法(NRBS)及びX線回折法(XRD)を用いて、表面近傍のCO2吸収量や結晶構造について評価した。