[2O09-12] トリチウムプロセス

[2O10] 液体リチウム鉛液滴からのトリチウム連続回収試験

その１　単体試験装置による機能検証

*興野 文人¹、田中 照也²、八木 重郎¹、向井 啓祐¹、小西 哲之¹ (1. 京都大学　エネルギー理工学研究所、2. 核融合科学研究所)

キーワード：トリチウム回収、リチウム鉛、液滴、連続運転

液体リチウム鉛(PbLi)液滴からの真空落下中トリチウム連続回収を核融合研究所（NIFS）所有のOroshhi-2ループを使用して検証する試験を発表者らは推進中である。現在、京都大学にて試験装置を製作し基本性能の検証を実施中であり、その状況を報告する。主な確認項目は高温PbLi連続循環に必須の技術課題である、真空チャンバー内での自由液面の安定生成と液面レベル検出、耐久性有するシール材料と構造、管内の小流速検出である。これらの確認後、装置をOroshhi-2に移設組込みトリチウムの連続回収試験に移行する予定である。