16:05 〜 16:20
[2O14] 低エネルギー水素原子のプラズマ対向壁表面における反射挙動の研究
キーワード:核融合炉材料、水素原子、反射挙動、RF放電管
プラズマ対向壁周辺のトリチウムインベントリの予測のため、水素原子に覆われた材料表面における低エネルギー水素原子の反射挙動を調べることを目的とする。
RF放電管で低エネルギー水素原子を生成し、ガラス製の放電管ノズルから噴出する原子の径方向分布をPd薄膜を用いた透過プローブによって測定した。この実験体系を模擬し、鏡面反射を仮定したシミュレーションと比較することによって粒子反射係数を定量的に評価した結果、水素原子に覆われたガラス表面の粒子反射係数は0.93と推定された。
また鏡面反射を仮定する妥当性を評価するため、水素原子の反射角度分布を測定した。その結果、水素原子に覆われたガラス表面で鏡面反射していることが分かった。
RF放電管で低エネルギー水素原子を生成し、ガラス製の放電管ノズルから噴出する原子の径方向分布をPd薄膜を用いた透過プローブによって測定した。この実験体系を模擬し、鏡面反射を仮定したシミュレーションと比較することによって粒子反射係数を定量的に評価した結果、水素原子に覆われたガラス表面の粒子反射係数は0.93と推定された。
また鏡面反射を仮定する妥当性を評価するため、水素原子の反射角度分布を測定した。その結果、水素原子に覆われたガラス表面で鏡面反射していることが分かった。