2019年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3C01-02] 解体・除染技術

2019年3月22日(金) 09:30 〜 10:05 C会場 (共通教育棟2号館 1F 11番)

座長:手塚 将志(JAEA)

09:30 〜 09:45

[3C01] 配管内気体の水素濃度評価のための配管外側からの気体音速計測技術の開発

*松井 祐二1、平野 克彦2、小林 亮介2 (1. 日立/研開/エネN部/エネN3ユニット、2. 日立GE/原設部/原予設)

キーワード:音速測定、超音波検査

鋼材を穿孔あるいは切断する際の水素爆発防止のため、配管外側からの気体音速計測技術に基づく配管内側の水素濃度評価法を開発している。配管内の空気に水素を模擬したヘリウムを添加したときの音速変化を超音波で計測する試験を行い、以下の結果を得た。1)配管外側からの超音波の送受信により、ヘリウム添加に伴う超音波伝播時間の変化を検出。2)ガイド波の漏えいによって超音波が鋼材から気体へ伝播することを特定。