2019年春の年会

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[3D_PL] 乾式再処理に関する国内外の研究開発の現状

2019年3月22日(金) 13:00 〜 14:30 D会場 (共通教育棟2号館 1F 12番)

座長:森田 泰治(JAEA)

[3D_PL05] 溶融塩炉燃料の処理技術開発の現状

*松浦 治明1 (1. 東京都市大)

溶融塩や液体金属を用いて使用済燃料を処理する乾式再処理は、受け入れ燃料やプロセスの柔軟性を有し、乾式再処理に基づく金属燃料サイクルは高速炉開発の実用化候補の副概念と位置付けられてきた。また、関連プロセスとして、窒化物燃料や酸化物燃料の処理の他、燃料デブリをフッ素との反応により処理する技術も開発されている。更に、溶融塩炉に関しては乾式再処理技術に基づき燃料塩を処理する様々なプロセスが提案されている。そこで、乾式再処理技術に関する国際会議:IPRC2018が昨年10月に当学会主催で開催されたことを契機として、乾式再処理に関する内外の研究開発動向や主要な技術・概念の現状を取りまとめ、報告する。