[3E_PL03] Progress and perspective of nuclear data measurement
核分裂生成物(FP)核種の核データは、熱中性子炉の運転はもとより、使用済み燃料の再処理や地層処分、放射性核種の核変換処理等においても重要であり、さらには元素合成など原子力エネルギー分野以外においてもその重要性が認識されつつある。2010年に公開された汎用評価済核データライブラリJENDL-4.0ではFP核種の核データの精度向上が重点的に図られたが、そこから10年弱が経過した今、FP核種に関する核データ研究の重要性について改めて整理を行う。