[3J01-04] 解析モデル検討

[3J02] Feynman-α解析による遅発対即発比指標を用いた遅発中性子モデルの検証

*高橋 和暉¹、中嶋 國弘¹、左近 敦士²、芳原 新也²、橋本 憲吾² (1. 近畿大学大学院総合理工学研究科、2. 近畿大学原子力研究所)

キーワード：遅発中性子モデル、近畿大学原子炉、Feynman-α解析

Feynman-α解析によって求められる遅発対即発比指標を用いて遅発中性子モデルの検証を行った。近畿大学原子炉において収録した時系列データのFeynman-α解析からこの指標を求め、Keepin、Brady、Wilsonらの6群、Spriggsら及びWilsonらの8群遅発中性子モデルを採用して計算した指標と比較した。KeepinおよびSpriggsのモデルは測定値とよく一致したが、他のモデルの結果には有意な差異が確認された。