[3J05-08] Analysis Method Development (Resonance)

[3J06] Application of Efficient Sub-Space Method to Nuclear Data Integral Testing②

*Daichi Imazato¹, Go Chiba¹ (1. HOKKAIDO Univ.)

Keywords:Nuclear data, Integral data, sub space, Singular value decomposition

理論上、核データの数だけ独立な積分データを得られれば、核データは検証可能であるが、一般的に核データに対して積分データの数は少ない。しかし、核データによっては積分データから検証可能なものが存在する可能性がある。従って、積分データの独立性、また複数の積分データで核データをどの程度検証可能か定量化できることが望ましい。本研究ではU235から構成される仮想の原子炉を考え、中性子実効増倍率の核データに対する感度係数を積分データとした。積分データの独立性は、積分データ群から構成される有効部分空間に積分データ自身を直交射影したノルム成分により定量化した。核データの検証可能性についても、個々の核データを有効部分空間に直交射影したノルム成分により定量化した。