2019年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[3J09-11] 解析手法開発(モンテカルロ)

2019年3月22日(金) 14:45 〜 15:35 J会場 (共通教育棟2号館 3F 32番)

座長:遠藤 知弘(名大)

14:45 〜 15:00

[3J09] 確率的乱雑化モデルの拡張とモンテカルロ計算ソルバーSolomonへの実装

*植木 太郎1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:確率的乱雑化、モンテカルロ、臨界性、パワースペクトル、冪乗則、Solomon

極端に無秩序な物理的体系は、時間の進展とともに、逆冪乗則のパワースペクトルで表される乱雑な状態に落ち着くことが知られている。本予稿では、1/fスペクトルの近似モデルとして開発された確率的乱雑化モデルを、広範な冪乗則に拡張した結果を報告する。また、連続エネルギーモンテカルロ計算ソルバーSolomonへの実装と乱雑な体系の臨界性評価結果についても報告する。