09:45 〜 10:00
[3K01] 原子力発電所内の無線適用に向けた電波分布制御手法の開発
(VI)無線システムの模擬環境試験
キーワード:無線通信、情報セキュリティ、電磁ノイズ干渉、IoTセンサ
無線機器を原子力プラントで適用する場合には発電設備への電磁ノイズ干渉及び情報漏えいが懸念される。そこで電波の到達範囲を制御し、さらにセキュリティ区分毎に通信時の認証と暗号のコードを設定することで電磁ノイズ干渉がない高セキュリティの無線通信技術を開発している。
電波強度を5dBで制御でき、認証と暗号の通信セキュリティを実装した通信システムを試作した。そして現場模擬の障害物環境で無線端末や無線IoTセンサについて通信試験を行い、セキュリティ処理時において無線端末:0.4MB/sec、IoT無線センサ:1.9kB/secの通信速度を確認した。センサデータ、図面や図書などの各種データを無線通信できる見込みである。
本発表では、一定周期で固定サイズのデータを伝送する無線IoTセンサに関する前回報告に引き続き、大容量のデータを不定期に伝送する無線端末について現場模擬の環境での通信性能を報告する。
電波強度を5dBで制御でき、認証と暗号の通信セキュリティを実装した通信システムを試作した。そして現場模擬の障害物環境で無線端末や無線IoTセンサについて通信試験を行い、セキュリティ処理時において無線端末:0.4MB/sec、IoT無線センサ:1.9kB/secの通信速度を確認した。センサデータ、図面や図書などの各種データを無線通信できる見込みである。
本発表では、一定周期で固定サイズのデータを伝送する無線IoTセンサに関する前回報告に引き続き、大容量のデータを不定期に伝送する無線端末について現場模擬の環境での通信性能を報告する。