2019年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[3L10-14] 安全解析

2019年3月22日(金) 14:45 〜 16:10 L会場 (共通教育棟2号館 3F 36番)

座長:山路 哲史(早稲田大)

14:45 〜 15:00

[3L10] 確率的安全余裕評価に向けたSBO事象における過酷事故解析コードの低次元モデルの開発

ROM構築に向けた効率的なデータサンプリングの開発

*松下 柾輝1、遠藤 知弘1、山本 章夫1 (1. 名古屋大学)

キーワード:低次元化モデル、特異値分解、過酷事故解析、RELAP5/SCDAPSIM、全交流電源喪失

確率的安全余裕評価に向けて、過酷事故解析コードRELAP5/SCDAPSIMにおける沸騰水型軽水炉(BWR)の事故進展結果を入力パラメータの内挿により推定する低次元化モデル(Reduced Order Model, ROM)を開発している。過酷事故解析コードの計算コストを抑えつつROMを構築するために、効率的なデータサンプリングをするアルゴリズムを開発した。本研究では、BWRのSBO・給水機能喪失事象を対象として、原子炉隔離時冷却系(RCIC)の故障・復旧時間及び崩壊熱の不確かさを考慮した効率的なROMの作成方法について示す。