[3M05-09] Thermal Properties of Oxide Fuels

[3M09] Study on O / M ratio change behavior of a simulated fuel, CeO2-x, under air atmosphere

*ryohei hattori¹, isamu sato¹, sumita takehiro², Yoshinao kobayashi² (1. Tokyo City University, 2. Tokyo Institute of Technology)

Keywords:Simulation fuel (CeO2), Oxygen Metal ratio, Oxygen partial pressure

核燃料サイクルにおいて、使用済み燃料の削減のため、Am等のマイナーアクチニドをMOX燃料に添加し、高速炉にて消滅処理することが一つの方法として検討されている。ウラン酸化物燃料にPu、Amを添加すると酸素ポテンシャルが高くなり、燃料内のO/M比（金属元素に対する酸素の割合）との相互関係に影響があることが知られている。また、このような混合酸化物燃料は空気中で容易にO/M比が変化することも指摘されている。したがって燃料のO/M比を適切に保持できる温度及び保存雰囲気中の酸素分圧を明らかにし、製造・保管時に適切な制御を行う必要がある。本研究では、このようなO/M比変化挙動に対する検討に資するためUO₂と同じ結晶構造を持つ物質CeO₂をペレット成型し空気中に保存することでO/M比挙動観察を行った