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[1G07] Multi-Physicsモデリングによる福島2・3号機ペデスタル燃料デブリ深さ⽅向の性状同定
(2)2, 3号機燃料デブリ状態に係る論点
キーワード:原子炉過酷事故、福島廃炉、ペデスタル燃料デブリ深さ方向の性状同定、原子炉内部調査結果、MCCIの程度
発表者らはCLADS英知事業において福島2・3号機ペデスタル燃料デブリ深さ方向の性状同定に取り組んでおり、その一環として2・3号機における燃料デブリ状態に関するいくつかの重要な論点を整理している。即ち、3号機でのペデスタル移行デブリによるMCCIの程度、あるいは2号機におけるペデスタル移行デブリの性状を考えると、プラント内部調査などの個々の要素間には現状知見による統一的な理解が困難な要素がいくつかある。これらは事故進展解明に係る中長期的課題であり、本英知事業はその解明に向けた一部と位置付けられる。本報告ではこれらの論点について報告する。